20世紀西洋人名事典 「ヴィキーバウム」の解説
ヴィキー バウム
Vicki Baum
1888.1.24 - 1960.8.29
オーストリアの小説家。
ウィーン生まれ。
ハープ奏者を経て、小説家となる。1929年豪華ホテルを舞台に感傷とユーモアで描いた「グランド・ホテル」が大ベストセラーとなり、次の長編小説「乙女の湖」(’32年)はフランスで映画化され、世界的に有名になる。’31年米国へ渡り、’38年帰化して英文で作品を発表する。他の作品に「秘密裁判」(’26年)、「秘密なき生」(’53年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報