20世紀西洋人名事典 「ヴィルヘルムエケルンド」の解説
ヴィルヘルム エケルンド
Vilhelm Ekelund
1880 - 1949
スウェーデンの詩人。
初期には、繊細な自然賛美を歌った「春の微風」(1900年)、「黄昏のメロディ」(’02年)などが代表的な作品だが、次第にニーチェなどに傾倒してパスカル、スウェデンボルイなどに代表される神秘主義の傾向を強める。「哀歌」(’03年)、「夕映えの中のディテュラムボス」(’06年)などで芸術派を代表する作家となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報