ローマ市西北隅の一角。もと同名の丘の下にネロ帝の競技場があり,そこで使徒ペテロが処刑されたとの伝説から,4世紀にサン・ピエトロ教会が建てられた。隣接のヴァチカン宮に,1377年アヴィニョンから復帰した教皇座が置かれ,以来教皇庁の本拠としてカトリックの総本山となり,ヴァチカンの語が教皇庁を意味するようになった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...