一本釣(読み)イッポンヅリ

デジタル大辞泉 「一本釣」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐づり【一本釣(り)】

[名](スル)
1本の釣り糸に1個の釣り針をつけてカツオイカなどを釣る漁法
複数の人を勧誘するときに、ねらいをつけた一人一人個々に説得していくこと。「優秀な人材一本釣りする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一本釣」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐づり【一本釣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一本の釣り糸に一個から数個の釣り針をつけて釣る漁法。手釣りさお釣り、曳縄(ひきなわ)釣りの三種がある。
  3. ねらいをつけた人を引き抜くこと。
    1. [初出の実例]「誰を、誰が、一本釣りに会社側へ引き抜くか」(出典:迷走(1976)〈秦恒平〉迷走)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android