一本釣(読み)イッポンヅリ

デジタル大辞泉 「一本釣」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐づり【一本釣(り)】

[名](スル)
1本の釣り糸に1個の釣り針をつけてカツオイカなどを釣る漁法
複数の人を勧誘するときに、ねらいをつけた一人一人個々に説得していくこと。「優秀な人材一本釣りする」

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精選版 日本国語大辞典 「一本釣」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐づり【一本釣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一本の釣り糸に一個から数個の釣り針をつけて釣る漁法。手釣りさお釣り、曳縄(ひきなわ)釣りの三種がある。
  3. ねらいをつけた人を引き抜くこと。
    1. [初出の実例]「誰を、誰が、一本釣りに会社側へ引き抜くか」(出典:迷走(1976)〈秦恒平〉迷走)

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