デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条兼冬」の解説 一条兼冬 いちじょう-かねふゆ 1529-1554 戦国時代の公卿(くぎょう)。享禄(きょうろく)2年生まれ。一条房通(ふさみち)の長男。母は一条冬良の娘。天文(てんぶん)9年従三位。右大臣にすすみ,22年関白,左大臣となる。従一位。和歌,連歌をこのみ,絵も上手で先祖の九条兼実(かねざね),一条実経(さねつね)などの肖像をかいたという。天文23年2月1日死去。26歳。法号は後円明寺。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例