一条房通(読み)いちじょう ふさみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条房通」の解説

一条房通 いちじょう-ふさみち

1509-1556 戦国時代公卿(くぎょう)。
永正(えいしょう)6年生まれ。一条房家の3男。永正14年一条冬良(ふゆよし)の没後養子となり,京一条家を相続する。15年従三位,天文(てんぶん)11年左大臣にすすみ,14年関白に就任。従一位。20年准三宮(じゅさんぐう)。和歌を愛好した。弘治(こうじ)2年10月30日死去。48歳。土佐(高知県)出身。法号は唯心院。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android