一段活用(読み)イチダンカツヨウ

精選版 日本国語大辞典 「一段活用」の意味・読み・例文・類語

いちだん‐かつよう‥クヮツヨウ【一段活用】

  1. 〘 名詞 〙 日本語の動詞の活用の型の一つ連用形末尾五十音図のイ段またはエ段で、他の活用形はこれと同じか、またはこれにル、レ、ロ(ヨ)を加えた形であるもの。イ段のものを「上一段活用」、エ段のものを「下一段活用」という。ただし、文語では下一段活用は「ける(蹴)」一語であるため、「上一段活用」をさすことがある。一段の活(はたらき)
    1. [初出の実例]「此他僅に一段活用のものと、三段活用のものあり」(出典:小学日本文典(1874)〈田中義廉〉巻三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android