赤い月(読み)アカイツキ

デジタル大辞泉 「赤い月」の意味・読み・例文・類語

あかいつき【赤い月】

なかにし礼による小説自身満州からの引き揚げ体験題材にした作品で、平成13年(2001)刊。本作原作とするドラマ映画が制作されたほか、平成17年(2005)自身の脚色により舞台化脚本は「戯曲赤い月」として同年出版された。

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デジタル大辞泉プラス 「赤い月」の解説

赤い月〔ドラマ〕

NHKテレビドラマ「少年ドラマシリーズ」の作品のひとつ放映は1977年4月~1977年5月。原作:松本清張推理小説高校殺人事件』。脚本:岩間芳樹出演:高野浩之、小松方正ほか。親友の死の謎に迫ろうとする高校生の姿を描く。

赤い月〔映画〕

2004年公開の日本映画監督・脚色:降旗康男、原作:なかにし礼による同名小説、脚色:井上由美子。出演:常盤貴子、伊勢谷友介、香川照之、布袋寅泰、大杉漣ほか。敗戦後の満州で強く生きる女性の姿を描く。

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