デジタル大辞泉 「一般電気事業者」の意味・読み・例文・類語 いっぱん‐でんきじぎょうしゃ〔‐デンキジゲフシヤ〕【一般電気事業者】 電気事業者の旧類型の一つ。一般の需要に応じて電気を供給する事業者を言った。北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力の10社で、これ以外の事業者は、不特定多数の需要者に対して電気を供給することはできなかった。平成28年(2016)の電力小売自由化に伴い、発電事業者・一般送配電事業者・小売電気事業者に分けられた。→卸電気事業者 →卸供給事業者 →特定規模電気事業者 →特定電気事業者 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ASCII.jpデジタル用語辞典 「一般電気事業者」の解説 一般電気事業者 東京電力、関西電力など、地域内の発電所および工場、家庭に広がるインフラ網を抱え、電力の小売業を主な業務としている会社のこと。従来、一般電気事業者のみが決められた地域の中で電力小売をできるという特権をもっていた。しかし、電力自由化の動きのなかで、一般電気事業者の特権は失われ、そのかわりに、一般電気事業者はそれまでできなかった電力小売業以外の事業にも携われることになった。東京電力の「TEPCO光」などの通信事業もその一環である。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報