一見状(読み)イッケンジョウ

精選版 日本国語大辞典 「一見状」の意味・読み・例文・類語

いっけん‐じょう‥ジャウ【一見状】

  1. 〘 名詞 〙 古文書の一形式。軍忠状や着到状において、大将・軍奉行・奉行人などがその内容を承認した証判として、文書の奥または袖(そで)に「一見了」「承了」等その旨を記し、花押を加えたもの。後日の証拠文書となる。
    1. [初出の実例]「随而佐竹刑部大輔一見状分明也」(出典:熊谷家文書‐建武四年(1337)八月日・野本朝行子息鶴寿丸軍忠状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む