一輪草(読み)イチリンソウ

関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「一輪草」の意味・読み・例文・類語

いちりん‐そう‥サウ【一輪草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キンポウゲ科の多年草。本州四国、九州の林地に生える。高さ約二〇~三〇センチメートル。根径は白色多肉質でやや長く、横にはう。根茎から出る葉は羽状に裂けた小葉からなる葉は三出複葉で、長い柄がある。春、直径四センチメートルぐらいの花が茎の頂に一個咲く。花茎には三小葉からなる有柄の苞葉を三枚輪生する。花弁状のがく片は白い楕円形で外面は淡紫色。いちげそう。うらべにいちげ。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「二月〈略〉一輪草 苗代茰」(出典:俳諧・清鉋(1745頃)一)
  3. 植物うめばちそう(梅鉢草)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む