七五三の膳(読み)シチゴサンノゼン

デジタル大辞泉 「七五三の膳」の意味・読み・例文・類語

しちごさん‐の‐ぜん【七五三の膳】

三献さんこんの膳で、本膳に七菜、二の膳五菜三の膳に三菜を出す盛宴七五三

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精選版 日本国語大辞典 「七五三の膳」の意味・読み・例文・類語

しちごさん【七五三】 の 膳(ぜん)

  1. 七五三の数にちなんで、本膳に七菜、二の膳に五菜、三の膳に三菜を出す祝儀馳走。また、七つ五つ三つ膳部を馳走すること。七五三の献立。七五三の料理。七五三。
    1. [初出の実例]「七五三の膳と云事、七とは、めしにてもあれ、湯漬にてもあれ、七の膳まで、出すなり、五とは、初献〈ざうに、そへ肴、鯉のあつもの〉、二献〈まんぢう、そへ肴、うづらの羽もり〉、三献〈たいのあつ物〉、四献〈むし麦、そへ肴、たちばなやき〉、五献〈やうかん、又は、すいせんかん、そへ肴、鮒の一こん煮〉、三とは、きゃらの膳也、三の膳まで出すなり、〈略〉右は、大草流也、流によりて、替るべし」(出典:随筆・貞丈雑記(1784頃)六)

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