七種を囃す(読み)ななくさをはやす

大辞林 第三版の解説

ななくさをはやす【七種を囃す】

七種の節句の前夜、または当日の朝、春の七草を俎まないたに載せ、「唐土とうどの鳥と日本の鳥と渡らぬ先に、七草薺なずな」などと唱えながら打ち囃すことをいう。当日の朝、この菜を入れて粥を炊き七種の粥として食べる。七草を打つ。薺打つ。 [季] 新年。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ななくさ【七種】 を=囃(はや)す[=打(う)つ・=叩(たた)く]

七種の節供に、前日の夜か当日の朝に、七種の菜を俎(まないた)にのせ、吉方(えほう)に向かい「ななくさなずな、唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬさきに云々」などと唱えながら、これを打ちたたくのをいう。当日の朝、この菜を七種の粥にして食べる。後世関東では、青菜と薺(なずな)とに、火箸・すりこぎ・包丁・杓子・わり薪を合わせ七種とし、俎上などで打ち囃す。若菜囃す。〔古今要覧稿(1821‐42)〕 《季・新年》
※桐火桶(1363頃)「正月七日、七草を叩くに、七つづつ七度通ふなれば、四十九叩くなりと有職の人申しけるとばかりなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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