静岡県浜松市北区三ヶ日町の石灰岩採石場で,1959年(昭和34)に鈴木尚(ひさし)らによって発掘された化石人骨。脳頭骨の破片5点と,右の腸骨と大腿骨各1点がナウマン象・トラ・オオカミなどの化石とともに出土。脳頭骨の側頭線の発達の状態や大腿骨骨幹の横断面の形は縄文時代人と共通する特徴を示し,身長は成人男性でも150cm程度であったと推定されている。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...