三光院跡(読み)さんこういんあと

日本歴史地名大系 「三光院跡」の解説

三光院跡
さんこういんあと

[現在地名]隼人町朝日

朝日あさひ地区の東端、鹿児島神宮横より溝辺みぞべ台地に向かう途中山腹の国分平野を一望できる地にあった。金峯山神照寺と号し、真言宗本尊薬師如来開山日秀。日秀は天文二〇年(一五五一)島津貴久から命を受けて大隅正八幡宮(現鹿児島神宮)再建にあたり、永禄三年(一五六〇)同宮再建成就後当院に居住した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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