三分一湧水(読み)さんぶいちゆうすい

日本歴史地名大系 「三分一湧水」の解説

三分一湧水
さんぶいちゆうすい

小荒間こあらま集落の中ほど、たか川の東岸にあり、日量八五〇〇立方メートルを湧出する。日本の名水百選に選ばれ、長坂町のキャッチフレーズ、「名水と国蝶オオムラサキの里」のシンボルとなっている。名称は湧水を三等分して下流の村々に流していることによる。この用水の分水枠の方法は、多数の口から墳出する湧水を四角の枡に受け、その枡の三ヵ所に均等な出口を切り、正面の出口に水勢が寄るのを防ぐため三角の角柱を入口に向けて立てる特異なものである。観光的名勝地化を図ろうとして、この分水方法は武田信玄が裁許したものという伝承が創作されて説明されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む