三分一湧水(読み)さんぶいちゆうすい

日本歴史地名大系 「三分一湧水」の解説

三分一湧水
さんぶいちゆうすい

小荒間(こあらま)集落の中ほど、高(たか)川の東岸にあり、日量八五〇〇立方メートルを湧出する。日本の名水百選に選ばれ、長坂町のキャッチフレーズ、「名水と国蝶オオムラサキの里」のシンボルとなっている。名称は湧水を三等分して下流の村々に流していることによる。この用水の分水枠の方法は、多数の口から墳出する湧水を四角の枡に受け、その枡の三ヵ所に均等な出口を切り、正面の出口に水勢が寄るのを防ぐため三角の角柱を入口に向けて立てる特異なものである。観光的名勝地化を図ろうとして、この分水方法は武田信玄が裁許したものという伝承が創作されて説明されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む