三品容斎(読み)みしな ようさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三品容斎」の解説

三品容斎 みしな-ようさい

1769-1847 江戸時代後期の儒者
明和6年生まれ。近藤篤山(とくざん)の弟。尾藤二洲(じしゅう)にまなぶ。伊予(いよ)(愛媛県)西条藩士三品家の養子となり,藩校択善堂教授,侍読をつとめるなど,藩の教育に50年間つくした。西条藩文教の中興の祖とされる。弘化(こうか)4年8月20日死去。79歳。伊予出身。名は崇。字(あざな)は隆甫。通称は宅平。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android