三斗(読み)ミツト

デジタル大辞泉 「三斗」の意味・読み・例文・類語

みつ‐と【三斗】

斗栱ときょう形式の一。大斗だいとの上に肘木ひじきをのせ、その上に巻斗まきと三つ並べてのせたもの。平三斗。→出三斗でみつと

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精選版 日本国語大辞典 「三斗」の意味・読み・例文・類語

みつ‐と【三斗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日本建築で、肘木の上に巻斗(まきと)を三つ載せること。
  3. みつとぐみ(三斗組)」の略。
    1. [初出の実例]「接物は三つ斗構」(出典:匠明(1608‐10)社記集)

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普及版 字通 「三斗」の読み・字形・画数・意味

【三斗】さんと

多量。多量の酒。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 汝陽(汝陽王)三斗、始めて天(宮中)にす 車(きくしや)にうて、口に(よだれ)をす 恨むらくは封を移して酒泉(郡)に向はざるを

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