三浦洋一(読み)ミウラ ヨウイチ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「三浦洋一」の解説

三浦 洋一
ミウラ ヨウイチ


職業
俳優

生年月日
昭和29年 1月21日

出生地
愛知県 岩倉市

学歴
早稲田大学政経学部〔昭和49年〕中退

経歴
大学在学中につかこうへいと知りあい、演劇の道を選ぶ。昭和49年「初級革命講座飛竜伝」でデビュー。以後「ストリッパー物語」(50年)「熱海殺人事件」(51年)など、つか作品に主演。53年ATG映画「星空マリオネット」で主役暴走族青年を演じてから、本格的にテレビ、映画の活動を始める。同年女優・宇都宮雅代と結婚、藤田敏八監督の映画「危険な関係」で夫婦共演し、話題を呼ぶ。のち離婚。テレビドラマでは「七人の刑事」「さすらい刑事旅情編」「夢暦長崎奉行」などで活躍。57年「勲章」で歌手としてもデビュー。ロックバンド「ホット・リップス」を率いて多彩なライブステージを披露していた。平成11年テレビ番組の取材でエベレスト登頂に挑戦。同年6〜7月舞台「そして誰もいなくなった」や東京・新宿コマ劇場の10月公演に出演したが、同年11月食道ガンであることが判明し舞台を降板、闘病生活に入ったが、12年5月死去。

没年月日
平成12年 5月14日 (2000年)

伝記
桜の花が咲くまでは―俳優・三浦洋一 食道ガンと闘った日々 三浦 真理子 著(発行元 扶桑社 ’01発行)


三浦 洋一
ミウラ ヨウイチ


職業
伴奏ピアニスト

肩書
名古屋音楽大学名誉教授

生年月日
昭和8年 3月24日

出身地
愛知県 名古屋市

学歴
東京芸術大学〔昭和30年〕卒

経歴
ハンス・カン、遠山つやに師事。昭和33年デビューリサイタル、以来歌曲、合唱伴奏者として活動。オペラアリアや歌曲への深い理解と、歌い手の心理を掴む洞察力に優れ、エットーレ・バスティアニーニ、ピア・タッシナーリ、レナータ・テバルディ、フランココレルリエッダモーザー、ニコライ・ゲッダら多くの声楽家、フルートのジュリアス・ベーカー、チェロのレーヌ・フラショらの来日公演で伴奏を担当した。また、平成3年に出されたビクターの「日本歌曲全集」(32枚組)では、23人の歌手全員の伴奏を受け持った。

没年月日
平成21年 1月22日 (2009年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「三浦洋一」の解説

三浦 洋一
ミウラ ヨウイチ

昭和・平成期の俳優



生年
昭和29(1954)年1月21日

没年
平成12(2000)年5月14日

出生地
愛知県岩倉市

学歴〔年〕
早稲田大学政経学部〔昭和49年〕中退

経歴
大学在学中につかこうへいと知りあい、演劇の道を選ぶ。昭和49年「初級革命講座飛竜伝」でデビュー。以後「ストリッパー物語」(50年)「熱海殺人事件」(51年)など、つか作品に主演。53年ATG映画「星空のマリオネット」で主役の暴走族の青年を演じてから、本格的にテレビ、映画の活動を始める。同年女優・宇都宮雅代と結婚、藤田敏八監督の映画「危険な関係」で夫婦共演し、話題を呼ぶ。のち離婚。テレビドラマでは「七人の刑事」「さすらい刑事旅情編」「夢暦長崎奉行」などで活躍。57年「勲章」で歌手としてもデビュー。ロックバンド「ホット・リップス」を率いて多彩なライブステージを披露していた。平成11年テレビ番組の取材でエベレスト登頂に挑戦。同年6〜7月舞台「そして誰もいなくなった」や東京・新宿コマ劇場の10月公演に出演したが、同年11月食道ガンであることが判明し舞台を降板、闘病生活に入ったが、12年5月死去。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android