暴走族(読み)ボウソウゾク

デジタル大辞泉 「暴走族」の意味・読み・例文・類語

ぼうそう‐ぞく【暴走族】

オートバイ自動車を乗り回し、危険な走行騒音で人々に迷惑をかける者の集団
[類語]与太者ならず者地回りやくざ暴力団無頼漢無法者ごろつきごろちんぴら不良番長硬派走り屋愚連隊極道アウトローヤンキー

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精選版 日本国語大辞典 「暴走族」の意味・読み・例文・類語

ぼうそう‐ぞく【暴走族】

  1. 〘 名詞 〙 集団でオートバイなどを乗り回し、騒音をまき散らしたり無謀な運転をしたりして傍若無人に振舞う若者たち。〔警察白書(1973)〕

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世界大百科事典(旧版)内の暴走族の言及

【軟派】より

…例えば,いつの時代にも,一般市民の良識の世界からはみ出して,その顰蹙(ひんしゆく)を買うみずからの品行の悪さを誇ることにより,自己の存在証明を確かめようとするいわゆる“不良少年少女”が存在するが,彼らのライフスタイルを類型化する際に,主として〈腕力をふるい暴力行為に傾斜するもの〉を硬派と呼ぶのに対して,〈異性との交遊や華美な服装に流れるもの〉を軟派と呼び,現在では異性との交遊を求める行為を〈ナンパする〉などといい,動詞的にも用いられる。なお昭和50年代に入って以後,急増したいわゆる“暴走族”などのように硬軟両派の属性を合わせもつ不良青少年の類型もありうる。そのほか,各種の取引市場で,〈相場が先行き高騰すると見越して買いに出る人々〉を硬派と呼ぶのに対して,〈相場が先行き下落すると見越して売りに出る人々〉が軟派と呼ばれることがある。…

※「暴走族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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