三牲(読み)サンセイ

デジタル大辞泉 「三牲」の意味・読み・例文・類語

さん‐せい【三牲】

宗廟に供える3種のいけにえ。牛・羊・ぶた三犠
中国で俗に、鶏・魚・豕をいう。

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精選版 日本国語大辞典 「三牲」の意味・読み・例文・類語

さん‐せい【三牲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「牲」はいけにえの意 )
  2. 宗廟にそなえる三種類のいけにえ。牛・羊・豕をいう。三犠。〔拾芥抄(13‐14C)〕 〔礼記‐祭統〕
  3. 孔子釈奠(せきてん)に供える三種類のいけにえ。大鹿・小鹿・豕をいう。
    1. [初出の実例]「三牲、大鹿・小鹿・豕各加五臓」(出典延喜式(927)二〇)
  4. 御馳走。特に親に供えすすめる御馳走。
    1. [初出の実例]「散官踰九錫、野味敵三牲」(出典:篁園全集(1844)一・山荘夏日)
    2. [その他の文献]〔列子‐周穆王〕

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普及版 字通 「三牲」の読み・字形・画数・意味

【三牲】さんせい

牛と羊と豕。

字通「三」の項目を見る

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