デジタル大辞泉 「三美神」の意味・読み・例文・類語 さんびしん【三美神】 《原題、〈オランダ〉De drie gratiën》ルーベンスの絵画。板に油彩。ビーナスに仕える三美神を描く。マドリード、プラド美術館所蔵。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「三美神」の意味・わかりやすい解説 三美神 (さんびしん)(three)Graces ギリシア神話における美と優雅の3人の女神たち(カリテス)の一般的総称。神話の中では特に重要な役割を果たすことはないが,古代以来好んで図像化され,多くの作例が残っている。そのため美術史の格好の研究テーマになっており,E.パノフスキー,E.ウィントなどがイコノロジー(図像学)の手法を駆使して興味深い解釈を行っている。→カリテス執筆者:編集部 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by