三老五更(読み)サンロウゴコウ

デジタル大辞泉 「三老五更」の意味・読み・例文・類語

さんろう‐ごこう〔サンラウゴカウ〕【三老五更】

中国代に、天子父兄の礼をもって養った長老のこと。天下孝悌こうてい手本として示された。

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関連語 名詞 実例 若夫

精選版 日本国語大辞典 「三老五更」の意味・読み・例文・類語

さんろう‐ごこうサンラウゴカウ【三老五更】

  1. 〘 名詞 〙 中国、周代の制度。天子が長老を父兄の礼をもって養い、それによって天下に孝悌を示したもの。その人数については、三老五更を各一人とする説と、三老を三人、五更を五人とする説とがある。
    1. [初出の実例]「若夫。三老五更。至尊致肉袒之養」(出典性霊集‐一〇(1079)秋日奉賀僧正大師讚)

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