三菱鉛筆(読み)みつびしえんぴつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三菱鉛筆」の意味・わかりやすい解説

三菱鉛筆
みつびしえんぴつ

筆記具メーカー。 1887年真崎鉛筆製造所として創業,1925年に色鉛筆製造の大和鉛筆を合併し,真崎大和鉛筆として現社が設立された。 52年に現社名改称。 58年に「ユニ」,66年には「ハイ・ユニ」を発売し,品質,生産量ともに世界のトップメーカーの地位を占めた。鉛筆,ボールペンシャープペンシルなどのほかにコンピュータ関連 OA用品,テープ類など多角化を推進している。売上構成比は,ボールペン 47%,サインペン 13%,OA用品 12%,鉛筆9%,シャープペンシル9%,机上用品6%,その他6%。年間売上高 575億 7500万円 (連結。うち輸出 39%) ,資本金 44億 9700万円 (1998) ,従業員数 926名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「三菱鉛筆」の解説

三菱鉛筆

正式社名「三菱鉛筆株式会社」。英文社名「MITSUBISHI PENCIL CO., LTD.」。製造業。明治20年(1887)前身の「眞崎鉛筆製造所」創業。大正14年(1925)「眞崎大和鉛筆株式会社」設立。昭和27年(1952)現在の社名に変更。本社は東京都品川区東大井。筆記具メーカー。鉛筆・シャープペンシル・ボールペンなどを製造。OA用品も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード7976。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android