みつば‐あけび【三葉通草】
- 〘 名詞 〙 アケビ科のつる性落葉低木。各地の山野に生え、他物に巻きついて伸び上がる。アケビに似ているが葉は三枚の小葉からなり、各小葉は広卵形で縁に粗い鋸歯(きょし)がある。雌雄同株。春、葉腋から長い花柄を伸ばし、暗紫色の花が穂状に集まる。果実は長楕円形で紫色に熟し、縦に裂けて白い果肉をあらわす。つるはあけび細工に用い、新芽をひたし物にする。《 季語・春 》 〔物品識名拾遺(1825)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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