三葉通草(読み)みつばあけび

精選版 日本国語大辞典 「三葉通草」の意味・読み・例文・類語

みつば‐あけび【三葉通草】

  1. 〘 名詞 〙 アケビ科のつる性落葉低木。各地の山野に生え、他物に巻きついて伸び上がる。アケビに似ているが葉は三枚の小葉からなり、各小葉は広卵形で縁に粗い鋸歯(きょし)がある。雌雄同株。春、葉腋から長い花柄を伸ばし、暗紫色の花が穂状に集まる。果実は長楕円形で紫色に熟し、縦に裂けて白い果肉をあらわす。つるはあけび細工に用い、新芽をひたし物にする。《 季語・春 》 〔物品識名拾遺(1825)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「三葉通草」の解説

三葉通草 (ミツバアケビ)

学名Akebia trifoliata
植物。アケビ科の落葉つる性植物,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android