…西南日本内帯の主要構造単元の一つで,飛驒変成帯の南側に位置する。北九州(模式地は福岡県三郡山付近)~西中国では,三郡変成帯は南北2帯に分かれ,その中間にレンズ状の非変成~弱変成の古生層帯が発達しており,これらを一括して,三郡‐山口帯あるいは三郡‐中国帯とよぶこともある。三郡変成帯の東縁は舞鶴構造帯により切られるが,飛驒外縁帯および上越変成帯の変成岩もその延長とみられている。…
※「三郡‐山口帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...