上下八幡神社(読み)じようげはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「上下八幡神社」の解説

上下八幡神社
じようげはちまんじんじや

[現在地名]上下町上下 辰ノ口

上下集落の東、上下川北側におきな山と対峙して鎮座する。祭神は仲哀天皇・神功皇后・応神天皇・霊神。旧郷社。社伝によれば元慶五年(八八一)備後国司藤原元房が宇佐八幡宮(現大分県宇佐市)勧請したというが、一説には正和年中(一三一二―一七)翁山城主斎藤美作守が鎌倉鶴岡八幡宮より城内に勧請、正中二年(一三二五)霊神が祀られていたかみ(亀山)に移し、本郷ほんごう(現甲奴町)鎮座の大宮おおみや八幡宮より配神を勧請して合祀したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android