日本歴史地名大系 「上瀬野村」の解説
上瀬野村
かみせのむら
瀬野川上・中流域に位置し、安芸郡東北端にあたる。南の賀茂郡
建久九年(一一九八)の官宣旨案(壬生家文書)に「世能村」とあり、鎌倉時代初頭、下瀬野村域も含めて
小」とみえる。中世を通じて阿曾沼氏の治下にあり、天正七年(一五七九)「上世能之内弐貫目」が家臣野村氏に宛行われている(同年一一月吉日付「阿曾沼元秀宛行状」野村文書)。
元和五年(一六一九)安芸国知行帳には五六五石二斗八合分の上瀬野村と、一〇〇石分の上瀬野村があり、同一村名で二ヵ村とされていたが、のち一村とされた(広島藩御覚書帖)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報