20世紀日本人名事典 「上田敏雄」の解説 上田 敏雄ウエダ トシオ 大正・昭和期の詩人 元・山口大学文理学部助教授。 生年明治33(1900)年7月21日 没年昭和57(1982)年3月30日 出生地山口県吉敷郡 学歴〔年〕慶応義塾大学英文科卒 経歴昭和4年に詩集「仮説の運動」を出しハイポスイシス(仮説)の詩観に支えられた純粋主義で独特なイメージを展開した。戦後はカトリック思想にも接近、詩集「薔薇物語」、詩論「神の喜劇」などを刊行した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田敏雄」の解説 上田敏雄 うえだ-としお 1900-1982 大正-昭和時代の詩人。明治33年7月21日生まれ。大正14年「日本詩人」に萩原朔太郎の推薦で登場,昭和3年北園克衛(かつえ)らとともに日本最初のシュールレアリスム宣言を「薔薇・魔術・学説」に発表。戦後,前衛詩人協会に参加した。昭和57年3月30日死去。81歳。山口県出身。慶大卒。詩集に「仮説の運動」「薔薇物語」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by