20世紀日本人名事典 「上野為二」の解説 上野 為二ウエノ タメジ 昭和期の染織家 生年明治34(1901)年4月16日 没年昭和35(1960)年9月4日 出生地京都府 学歴〔年〕京都市立美術工芸学校中退 経歴京加賀友禅の確立者上野清江の息子。日本画を西村五雲に学び、関西美術院で油絵を習い、友禅の基礎を修得。父の指導で手描友禅を修業し、京加賀の染織技法を極めた。日本工芸会に所属して活躍。昭和30年重要無形文化財保持者に認定された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上野為二」の解説 上野為二 うえの-ためじ 1901-1960 昭和時代の染色家。明治34年4月16日生まれ。西村五雲に日本画,関西美術院で洋画をまなぶ。父上野清江のもとで,京友禅に加賀友禅の趣をくわえた京加賀といわれる技法を修業し,多彩で繊細な作品をうむ。昭和30年人間国宝。昭和35年9月4日死去。59歳。京都出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by