下座見(読み)ゲザミ

デジタル大辞泉 「下座見」の意味・読み・例文・類語

げざ‐み【下座見】

江戸城の諸門・番所の下座台にいて、三家三卿老中側用人そばようにん若年寄などの登城下城通行の際、下座についての注意を与えた職。

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精選版 日本国語大辞典 「下座見」の意味・読み・例文・類語

げざ‐み【下座見】

  1. 〘 名詞 〙 江戸城番所または見付番所の下座台にいて、登城や往来大名、諸役人が近づくのを見て、遠くから識別し、下座についての指示を与えた職。足軽の長がこれを勤めた。下馬見。
    1. [初出の実例]「下座見程てうちんでしるたいこもち」(出典:雑俳・川柳評万句合‐天明二(1782)宮二)

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