下村正夫(読み)シモムラ マサオ

20世紀日本人名事典 「下村正夫」の解説

下村 正夫
シモムラ マサオ

昭和期の演出家,評論家



生年
大正2(1913)年8月23日

没年
昭和52(1977)年7月11日

出生地
東京

学歴〔年〕
京都帝大文学部哲学科美学専攻〔昭和15年〕卒

主な受賞名〔年〕
毎日演劇賞〔昭和28年〕「真空地帯

経歴
昭和20年東京芸術劇場に参加、22年第1次劇団民芸文芸部員、NHK論説委員を経て27年瓜生忠夫らと新演劇研究所を創立、リアリズム演劇の実践研究者として活躍、野間宏作の「真空地帯」の演出で28年度毎日演劇賞を受賞。34年八田元夫と東京演劇ゼミナールを設立、穂高稔の「飯場」、木下順二の「風浪」などを演出、好評を博した。著書に「新劇」「転形のドラマトゥルギー」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下村正夫」の解説

下村正夫 しもむら-まさお

1913-1977 昭和時代の演出家。
大正2年8月23日生まれ。下村海南の子。東京芸術劇場などをへて,昭和27年瓜生忠夫らと新演劇研究所を創立し,「真空地帯」などを演出。34年八田元夫と東京演劇ゼミナール(のちの劇団東演)を創設,「飯場」「風浪」などを演出した。昭和52年7月11日死去。63歳。東京出身。京都帝大卒。著作に「転形期のドラマトゥルギー」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「下村正夫」の解説

下村 正夫 (しもむら まさお)

生年月日:1913年8月23日
昭和時代の演出家;評論家
1977年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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