下郷蝶羽(読み)しもさと ちょうう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下郷蝶羽」の解説

下郷蝶羽 しもさと-ちょうう

1677-1741 江戸時代前期-中期俳人
延宝5年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)鳴海の人。下里知足(ちそく)の長男酒造業の千代倉をつぎ,姓を下里から下郷にあらためる。父および松尾芭蕉(ばしょう)にまなび,芭蕉から蝶羽の号をあたえられた。作品は安井小洒(しょうしゃ)編「蕉門名家句集」に収録寛保(かんぽう)元年11月12日死去。65歳。名は季雄。別号に習々軒,風和。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android