下間荘兵衛(読み)しもつま しょうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下間荘兵衛」の解説

下間荘兵衛(2代) しもつま-しょうべえ

?-1800 江戸時代中期の釜(かま)師。
初代下間荘兵衛の子。宝暦(1751-64)ごろに活躍。一草庵好みの責紐(せめひも)釜などをつくる。鑑定にもすぐれた。寛政12年死去。名は味次。

下間荘兵衛(3代) しもつま-しょうべえ

?-1838 江戸時代後期の釜(かま)師。
文化-文政(1804-30)ごろに活躍。大綱和尚好みの独楽(こま)釜をつくった。天保(てんぽう)9年死去。名は味宣。号は浄汲。

下間荘兵衛(初代) しもつま-しょうべえ

?-1773 江戸時代中期の釜(かま)師。
名越(なごし)三典にまなび,京釜名工と称された。享保(きょうほう)以降は師の代作をしたという。安永2年死去。名は政勝。

下間荘兵衛(5代) しもつま-しょうべえ

?-? 江戸時代後期の釜(かま)師。
門下に高橋因幡,水野忠三郎がいる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例