不均衡進化論(読み)ふきんこうしんかろん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不均衡進化論」の意味・わかりやすい解説

不均衡進化論
ふきんこうしんかろん

二重螺旋構造のデオキシリボ核酸 DNAが二つに分かれて複製されるとき,両方の鎖の上で起こる変異の頻度は同じではなく,片方での頻度が高く,これによって多様な遺伝子を生み出しうるという仮説。 1992年,新技術事業団の古沢満博士が提唱し,大腸菌をモデルにした実験で確証を得た。これにより生物が環境の変化に適応して進化してきたことをうまく説明できるうえ,有用な新種の微生物を効率よく生み出すことが可能になると期待されている。

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