不飽和(読み)フホウワ

関連語 名詞 田島

精選版 日本国語大辞典 「不飽和」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ほうわ‥ハウワ【不飽和】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 飽和に達していない状態。溶液がまだ溶質を溶かすことのできる状態や、磁化飽和磁化に達していない状態など。また、その状態にあるさま。

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最新 地学事典 「不飽和」の解説

ふほうわ
不飽和

unsaturation

土粒子や岩石などの間隙が水で満たされていない状態。水以外の物質として空気が代表的であるが,油などの流体が間隙の一部を占める場合も不飽和と言う。

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参照項目:不飽和帯
参照項目:不飽和浸透
参照項目:飽和

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岩石学辞典 「不飽和」の解説

不飽和

火成岩の中の鉱物には石英と共には決して含まれない鉱物がある.このような鉱物は不飽和といい,これらにはリューサイトネフェリンカンクリナイトアナルサイム,橄欖(かんらん)石,メラナイトなどが含まれる.この語は不飽和鉱物を含む岩石の記述にも拡張して使用される[Shand : 1913, 1949].

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不飽和」の意味・わかりやすい解説

不飽和
ふほうわ
unsaturation

飽和に達していない状態をいう。蒸発がまだ続けられる状態の蒸気圧 (不飽和蒸気圧) ,溶質の量が溶解度に達していない溶液 (不飽和溶液) などがその例である。そのほか,磁化,電離電流化学結合などにもみられる。

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化学辞典 第2版 「不飽和」の解説

不飽和
フホウワ
unsaturation, unsaturated

化学結合が飽和に達していない状態.付加反応を起こしやすい性質をさすことが多い.二重結合や三重結合を不飽和結合という.

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