世界真光文明教団(読み)せかいまひかりぶんめいきょうだん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「世界真光文明教団」の意味・わかりやすい解説

世界真光文明教団
せかいまひかりぶんめいきょうだん

岡田光玉 (こうたま,1901~74) が 1959年に受けた神示に基づいて,1963年に設立した宗教法人当初,活動の拠点は東京都内にあったが,現在は静岡県の中伊豆に 1987年に完成した主神大神殿を本部とする。信者は公称約8万人。教え主光玉の死後,その継承が2代教え主の関口栄と光玉の養女恵珠との間で争われ,恵珠は 1978年に分離して,新たに崇教真光 (本部は飛騨高山,信者数公称約 44万人) を発足させた。岡田茂吉世界救世教の流れをくみ,手かざしによる体内の浄化の業を活動の中心とする。

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