中内右馬允(読み)なかうち うまのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中内右馬允」の解説

中内右馬允 なかうち-うまのすけ

?-1603 戦国-織豊時代の殖産家。
周防(すおう)(山口県)玖珂(くが)郡山代(やましろ)で農業をいとなむ。旅先安芸(あき)(広島県)で製紙法を知り,山代にかえって楮(こうぞ)を栽培し,永禄(えいろく)8年(1565)紙の製作に成功した。萩(はぎ)藩特産の山代紙製作の始祖。慶長8年死去。名は通治。通称は別に与左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android