デジタル大辞泉 「浅い」の意味・読み・例文・類語
あさ・い【浅い】
1 表面から底まで、また入り口から奥までの距離が短い。深さが少ない。「―・い池」「―・い
2 物事の程度や分量、また、かかわりなどが少ない。「傷は―・い」「経験が―・い」「眠りが―・い」「つきあいが―・い」⇔深い。
3 その状態になってから日数や時間が少ししかたっていない。「勤めてから日が―・い」「春まだ―・い」「夜もまだ―・い時刻」
4 色が薄い。淡い。「―・い緑」⇔深い。
5 香りが淡い。
「―・からず
6 位や家柄が低い。
「九条殿の君達は、まだ御位ども―・ければ」〈栄花・月の宴〉
7 情愛がうすい。
「当時の博士、あはれ―・く貪欲深くして」〈宇津保・祭の使〉
[派生]あささ[名]あさみ[名]
[類語](1)浅め・浅み・浅場・遠浅/(4)薄い・淡い・淡淡しい・薄める・薄れる・薄らぐ