中喜劇(読み)ちゅうきげき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中喜劇」の意味・わかりやすい解説

中喜劇
ちゅうきげき

前 400~320年頃のギリシア喜劇。古喜劇から新喜劇への移行期にあたり,古喜劇の政治風刺や個人攻撃がほとんどなくなり,神話のもじりや日常生活の写実的描写が中心。合唱隊の役割が減少して複雑な筋立てが好まれ,芸妓と哲学者が活躍し,食客,料理人,魚屋などが登場して飲食を論じる。エウリピデスの悲劇の影響で恋愛,捨て子,親子の対面などのモチーフが好んで使われた。おもな作者はアンティファネス,アレクシス,エウブロス,アナクサンドリデスら。現存する作品はないが,アリストファネスの『福の神』がすでに中喜劇の特徴を示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む