中山来助(4代)(読み)なかやま らいすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山来助(4代)」の解説

中山来助(4代) なかやま-らいすけ

1768-1815 江戸時代後期の歌舞伎役者
明和5年生まれ。初代嵐雛助(あらし-ひなすけ)の門弟から2代中山文七の門弟となる。3代嵐新平,2代佐渡島長五郎,中山文蔵の名をへて,文化2年江戸河原崎座で4代来助を襲名。4年大坂にもどり12年京坂の立役(たちやく)の最高位におかれた。文化12年8月23日死去。48歳。初名は中山久次郎。俳名虎杖屋号住吉屋

中山来助(初代) なかやま-らいすけ

1738-1783 江戸時代中期の歌舞伎役者。
元文3年生まれ。松屋来助の3男。初代中山新九郎門人となる。宝暦6年2代松屋来助となり,大芝居の初舞台。7年中山に改姓,天明2年2代中山新九郎を襲名。実事(じつごと)を得意とした。天明3年3月19日死去。46歳。大坂出身。初名は中山源之助。俳名は舎柳,一蝶。屋号は松屋。

中山来助(5代) なかやま-らいすけ

?-? 江戸時代後期の歌舞伎役者。
2代嵐璃寛(あらし-りかん)の門弟から4代中山新九郎の門弟となる。天保(てんぽう)3年(1832)5代来助を襲名。旅芝居を主とし,万延元年大坂竹田芝居の座頭(ざがしら)となった。初名は嵐虎蔵。前名は2代嵐寿三郎。俳名は虎杖。

中山来助(3代) なかやま-らいすけ

中山新九郎(なかやま-しんくろう)(3代)

中山来助(2代) なかやま-らいすけ

中山文七(なかやま-ぶんしち)(2代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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