中島一葉(読み)ナカシマ イチヨウ

20世紀日本人名事典 「中島一葉」の解説

中島 一葉
ナカシマ イチヨウ

昭和期の狂句作家 肥後狂句連盟初代会長。



生年
明治29(1896)年

没年
昭和48(1973)年

出生地
熊本県熊本市

経歴
肥後狂句の中興の祖といわれる。方言のもつニュアンスをたくみに生かした17文字の“世相診断”にファンが急増した。肥後狂句連盟初代会長を務める傍ら、地元紙やテレビラジオ舞台普及に努めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島一葉」の解説

中島一葉 なかしま-いちよう

1896-1973 昭和時代の狂句作家。
明治29年4月24日生まれ。熊本相互銀行専務。作句,選評,指導につとめ,肥後狂句中興の祖といわれる。昭和35年肥後狂句連盟を結成,初代会長。昭和48年12月29日死去。77歳。熊本県出身。本名は一郎。句集に「肥後狂句」。
格言など】生れ故郷わが楽書の残る宮(熊本市,健軍神社句碑)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android