中島三甫右衛門(2代)(読み)なかじま みほえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島三甫右衛門(2代)」の解説

中島三甫右衛門(2代) なかじま-みほえもん

1724-1783* 江戸時代中期の歌舞伎役者
享保(きょうほう)9年生まれ。初代中島三甫右衛門の子。延享3年江戸中村座で敵役(かたきやく)として初舞台。宝暦12年2代を襲名実悪の立者として名声をえ,「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の時平(しへい)は天下一品と評された。天明2年12月17日死去。59歳。江戸出身。初名は中島三甫蔵。俳名天幸屋号中島屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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