中川謙叔(読み)なかがわ けんしゅく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川謙叔」の解説

中川謙叔 なかがわ-けんしゅく

1624-1658 江戸時代前期の儒者
寛永元年生まれ。伊予(いよ)(愛媛県)大洲(おおず)藩士の子。中江藤樹(とうじゅ)に陽明学をまなぶ。明暦元年備前岡山藩主池田光政(みつまさ)につかえ,郷校閑谷(しずたに)学校でおしえた。徳行をもって知られた。万治(まんじ)元年11月18日死去。35歳。通称権左衛門著作に「全人論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む