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中房[温泉] なかぶさ

百科事典マイペディアの解説

中房[温泉]【なかぶさ】

長野県安曇野市,燕(つばくろ)岳東麓の標高1460mの地にある温泉。中房川と合戦沢の合流点にわく。単純泉。90〜100℃で泉源,湯量とも豊富。江戸時代には湯宿が置かれていた。
→関連項目中部山岳国立公園穂高[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

なかぶさ【中房[温泉]】

長野県北西部,南安曇(みなみあずみ)郡穂高町にある温泉。松本市の北西,燕(つばくろ)岳の東麓,中房川の渓流沿いにあり,温泉中のケイ酸が湧出口で冷却・減圧されてできる膠状(こうじよう)ケイ酸およびケイ華(天)がある。源泉が豊富で,薬師ノ湯,御座ノ湯をはじめ10ヵ所から湧く。泉質は単純硫化水素泉,泉温は90~100℃と高温で,地熱で体を暖める〈蒸し小屋〉や〈打たせ湯〉もある。1916年信濃鉄道(現,JR大糸線)が全通してから,燕岳から槍ヶ岳に連なる通称北アルプス表銀座への登山根拠地として利用者が増加した。

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世界大百科事典内の中房[温泉]の言及

【燕岳】より

…山頂付近には設備のよい燕山荘があり,ここから約30分で山頂に立つことができる。東側の谷間には文政年間(1818‐30)に開湯した中房(なかぶさ)温泉があり,登山基地となっている。山頂へは中房温泉から合戦尾根経由のコースで約4時間半であり,初心者にも向いた登山路である。…

※「中房[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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