中村双葉(初代)(読み)なかむら そうよう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村双葉(初代)」の解説

中村双葉(初代) なかむら-そうよう

1900-1970 大正-昭和時代の地歌箏曲(そうきょく)家。
明治33年4月10日生まれ。3歳で失明し,6歳で平井検校(けんぎょう)に師事。香川県盲唖(もうあ)学校卒業後,バイオリンも習得する。昭和6年大阪市立盲学校主任教官となり,翌年日本音楽協会(のちの生田(いくた)流箏曲葉風会)を創立。大阪三曲協会理事長。昭和45年11月3日死去。70歳。香川県出身。本名は生平(いくへい)。代表作に「源氏組曲」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android