中村松江(読み)なかむら まつえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村松江」の解説

中村松江(4代) なかむら-まつえ

1814-1835 江戸時代後期歌舞伎役者
文化11年生まれ。3代中村歌右衛門の養子で中村玉之助と名のる。文政元年大坂角の芝居初舞台天保(てんぽう)2年中村梅花改名,座本となる。6年4代を襲名若女方花形として評判をえたが,天保6年2月15日22歳で早世した。前名は中村梅助。俳名は梅花,梅芝。屋号京扇屋

中村松江(2代) なかむら-まつえ

?-? 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。
5代市川団十郎の門弟。安永4年(1775)江戸中村座で初舞台。天明4年より若女方としてつとめる。寛政10年京都へいき,享和2年2代松江を襲名。文化(1804-18)初年ごろ死去したとされる。前名は市川光蔵。

中村松江(3代) なかむら-まつえ

中村富十郎(なかむら-とみじゅうろう)(2代)

中村松江(5代) なかむら-まつえ

中村魁春(なかむら-かいしゅん)(2代)

中村松江(初代) なかむら-まつえ

中村里好(なかむら-りこう)(初代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android