デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村次郎三」の解説 中村次郎三(2代) なかむら-じろぞう ?-1790 江戸時代中期の歌舞伎役者。2代嵐三五郎の門人となり嵐三吉と名のる。のち初代中村次郎三の門人となり,宝暦9年2代を襲名。明和6年京都で敵役(かたきやく)として初舞台。京坂の舞台で活躍し「敵役の逸才」と称された。寛政2年2月死去。京都出身。俳名は丸子。屋号は越前屋。 中村次郎三(初代) なかむら-じろぞう ?-1748 江戸時代中期の歌舞伎役者。若女方の中村千十郎の弟。はじめ音羽次郎三と名のり旅芝居などで修業する。中村弥左衛門の門人となり,元文3年大坂で中村姓にあらため初舞台。時代物,世話物ともによくし,敵役(かたきやく)を得意とした。寛延元年死去。京都出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by