逸才(読み)いっさい

精選版 日本国語大辞典 「逸才」の意味・読み・例文・類語

いっ‐さい【逸才・軼才】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いつざい(逸材)〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「龍之介は所謂新思潮派の逸才として」(出典:文学史的空白時代(1928)〈大宅壮一〉三)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐蔡邕伝〕
  3. しし(獅子)」の別名。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「逸才」の読み・字形・画数・意味

【逸才】いつさい

すぐれた才能。〔後漢書伝〕伯)は曠世才にして、多く事をる。當(まさ)に後を續し、一代大典を爲すべし。~之れを誅するは、乃ち人を失ふこと無(なか)らんや。

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