中村舜次郎(読み)ナカムラ シュンジロウ

20世紀日本人名事典 「中村舜次郎」の解説

中村 舜次郎
ナカムラ シュンジロウ

明治期の政治家,新聞記者 衆院議員(政友会)。



生年
弘化4年8月5日(1847年)

没年
昭和6(1931)年3月14日

出生地
相模国足柄上郡松田惣領(神奈川県松田町)

経歴
豪農の家に生まれ、幕末期に百姓代を務めた。明治5年神奈川県内では横浜以外で初となる週刊新聞「足柄新聞」の経営を引き継ぎ、啓蒙的な活動を行う。11年足柄上郡長に就任し、以来、神奈川の国会開設運動東海道本線開通を支援。また、治水事業でも実績があった。交詢社社員として福沢諭吉とも親交。41年には衆院議員に当選、政友会に属した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村舜次郎」の解説

中村舜次郎 なかむら-しゅんじろう

1847-1931 明治時代の政治家。
弘化(こうか)4年8月5日生まれ。家は相模(さがみ)松田惣領(神奈川県松田町)の豪農。明治5年「足柄新聞」を発行。10年初代足柄上郡郡長となり,国会開設運動や東海道本線の敷設,治水などにつくした。41年衆議院議員(政友会)。昭和6年3月14日死去。85歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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